独立・起業をしてはいけない5つの嘘

独立をして自由になる、起業をしてサラリーマンから脱出する。

そう思われている方に読んでもらいたい記事です。

独立・起業をすること自体は問題ないですし、むしろ僕は推奨をしますが、

一歩間違えると取り返しのつかないことになりかねないので注意が必要です。

独立や起業をしてはいけない理由を5つにまとめました。

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独立や起業をしてはいけない理由について大きく5つにまとめました。

 

もし、あなたがこれから独立・起業を考えているのであれば、

失敗をしないためにも、まずはこちらの5つの嘘についてしっかりと考察をしてください。

知らないで損をする、あなたの人生が取り返しのつかないことにならないように。

 

独立が自由だということの嘘

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嫌いな上司におべっかをつかい、クライアントにペコペコと頭を下げ、満員電車に毎日詰め込まれて出勤するなんて、

あと何十年も続けなければならないのか・・・サラリーマンなんて辞めて独立・起業をしよう!!

 

もし、あなたがこのような考えで独立・起業をしようと思うのであれば、

必ず失敗をするのでやらない方が無難です。

 

なぜなら、それはサラリーマンから逃げるという思考でしかないから。

 

消極的な逃避思考ではビジネスは絶対にうまくいきません。

 

最初に言ってしまうと、サラリーマンという職業は自分の時間を切り売りする職業です。

そのため、自分の時間は奪われてしまいますが、その対価として安定的な固定収入を得ることができます。

 

安価でも安定的な固定収入を得ることができるからこそ、

サラリーマンという属性は銀行からの信用を得て、

年収の8倍までの高額なマンションや住居をローンで購入することができます。

 

しかし、独立をするとどうでしょうか?

 

ある程度の仕組み化ができていれば、固定収入を得ることはできますが、

多くの場合、結局は自分の時間を切り売りすることになります。

 

しかも、その収入は安定しない成果報酬型になるので、

最悪の場合、利益がゼロ円、もっと悪く言えば赤字になる確率が高いです。

住宅ローンなんて組めるわけもありません。

 

そして、中小企業庁のガイドラインによれば、

起業をして1年間で40%だけが生き残り、

5年で15%だけが生き残り、10年後には6%だけが生き残ることができるそうです。

 

さらに20年後に生き残ることができているのはわずか0.3%です。

 

そのほかの独立・起業した会社はどうなったのか?

 

思うように収益を上げることができず、廃業をしているわけです。

多くの場合、多額の借金を背負って・・・。

 

開業当初は収益が安定をせず、創業者はより多くの時間を働かなければなりません。

それはサラリーマンのときの比ではないはずです。

 

なぜなら、労働によって確実に収入が入るということがないため、

少しでも多くの収入を得るために長時間労働をせざるを得ないからです。

 

たとえ、自分は大丈夫と思っていても、実際に毎月の給与が入らないストレスに耐えることは、

サラリーマン思考の方にとっては耐え難いものです。

 

また、独立・起業をする場合は、ほとんどの場合、資本金がないため、

経理から営業から自分一人で行わなければなりません。

 

そのため、サラリーマンのときの効率的な分業スタイルではなく、

多くを自分一人でこなさなければならないため、労働時間は永遠と長くなるわけです。

 

独立・起業をした多くの方は資金繰りに悩まされ、

サラリーマン以上に自由な時間を得ることが難しい状態といえます。

夢を実現させるの嘘

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人に使われることなく、独立をすることが夢だった、

自分のお城を持つことが昔からの夢だった・・・。

 

この思考の方も独立後、必ず失敗します。なぜなら、

独立をすることが目的となっているからです。

 

独立や起業というのは一瞬の出来事です。

あなたが望むのであれば、今日、明日にでも独立・起業をすることは可能です。

 

独立・起業で最も重要なことは、独立・起業後のことです。

サラリーマンとは異なり、自営業、会社経営者の方に定年退職という言葉はありません。

 

余裕を持って暮らすだけのお金を蓄えておかなければ、

あなたのビジネスがたとえうまくいったとしても、

生き残る企業の0.3%になれたとしても、お金を蓄えることができなければ、

一生涯お金の奴隷として働き続けることになります。

 

『夢は実現出来る、あなたの夢を実現させましょう!!』

 

こう言い寄ってくるアントレプレナー育成講座や講師の方には注意が必要です。

独立・企業の旨味の部分しか見せずに、高額な講座料やコンサル料をとって、

あなたの独立後のサポートなどほとんどしてくれないでしょう。

 

その講師の方が本物かどうかを見極めるポイントは、

あなたが独立・企業後にも一生涯付き合ってくれるかどうかです。さらに言うのであれば、

あなたの独立・企業後の一生涯の収益までもしっかりと見ることを約束してくれるかどうかです。

 

あなたの大切な夢をチラつかせて言い寄ってくる人には注意をしましょう。

なぜなら、言い寄ってくる人のほとんどの方が、

あなたの夢に興味があるのではなく、あなたのお金に興味があるのですから。

初期投資のためにお金を貯めるの嘘

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いえ、私の目標は独立・企業後、安定収益を稼ぐための仕組み作りは出来ています。

そして、今はその目標に向かってコツコツとお金を貯めています。という方もいらっしゃいます。

しかし、現在の金融資本主義において、その考え方は大きく間違っています。

 

成功している起業家の方々が一番大事にしているもの、それは時間です。

お金ではなく時間です。これは僕のレポート『マネーサーフィン金融講座』にも詳しく書いていますが、

コツコツと目標額までお金を貯めることは、

現在の金融資本主義において間違った手法といえます。

 

例えば年間100万円を貯金できるとして、

目標額が1500万円であった場合、単純計算で15年が必要になります。

 

しかし、15年先の未来をあなたは本当に予測することができますか?

1年先の株価すら予測することが困難な時代に、

15年先の儲かるビジネスモデルなど到底予測不可能です。

 

さらに、現在の金融資本主義の場合、1500万円を貯めることができたとしても、

1500万の価値がない可能性が高いです。通貨のインフレーションが起こってしまっているんですね。

つまり、15年間貯め続けた貯金でも、

当初の目標を達成するためには足らない可能性があるわけです。

 

また、目標のためにお金を節約することは大事なことですが、

無理な節約をした場合、大切な自己投資を怠ってしまう可能性があります。

 

僕が見てきたいわゆる成功者の方々は自己投資を怠りません。

必要な情報をえるためには本やセミナーなどに進んで参加をされています。

独立・起業で最も重要なことは正しい情報や知識を集めることです。

目標達成のために自己投資を怠ってしまわないように気をつけなければなりません。

 

成功する起業家が一番大切にしているものは時間です。

 

独立・起業で成功するために、思考方法を成功者の方に近づけましょう。

広告・宣伝費の嘘

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独立・起業をするとわかりますが、

自分のビジネスへ集客をするために広告や宣伝をする必要があります。

 

販売促進といわれるものですが、この販売促進をしなければ、

あなたの大切なビジネスは必要なお客様に知られることはなく廃業をすることになります。

 

しかし、販売促進をよくわからない企業に依頼をすると失敗をしますし、

大手に依頼をしても失敗する可能性が高いです。

 

例えば、美容系で独立を考えているのであれば大手では

Ho◯ Pepp◯rさんとかありますよね?

 

何十万と経費をかけたにもかかわらず

集客できるお客様は値引きばかりを期待した一見客の場合が高いです。

 

はたして、リピーターになりづらく、

値引きを常に期待しているお客様は本当に必要でしょうか?

 

独立・起業をされる方の多くは自分のビジネスについては熟知していても、

広告宣伝の勉強を怠り、いいかげんな外部企業に身をゆだね、

結果的に廃業に追い込まれてしまう可能性が高いです。

 

独立・起業をするのであれば、販売促進についても勉強をする必要があるということです。

 

事業拡大をして大きく稼ぐの嘘

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独立・起業がうまくいったとします。

あなたは必ずもう1店舗経営をするようになります。

銀行からも融資をさせて欲しい、より良い関係を結んでいきたいと依頼が来ることでしょう。

 

しかし、ちょっと待ってください。

 

もし、あなたが店舗型の独立・起業で店舗数を増やそうと思っているのであれば、

それは今の時代、明らかに間違った選択といえます。

 

利益拡大を期待して店舗数を増やしたとしても、それはきっと思いの外、

利益拡大にはならないはずです。なぜなら、本社経費や社員の福利厚生、

労働基準法遵守など多くの無駄な経費が増えてくるからです。

 

3店舗までならばそれほど問題視しなくても良いですが、

3店舗以上になると経費が重くのしかかってきます。

 

 

また、事業をバイアウトするつもりであればいいのですが、

そうでない場合は上場することなどは考えないほうが良いです。

あなたのビジネスが株主のためのビジネスに変わってしまうからです。

 

独立・起業をしてはいけない5つの嘘のまとめ

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今の時代、少ない給料でサラリーマンで居続けることはリスクでしかありません。

しかし、だからといって安易な独立・起業をすることは、

取り返しのつかない痛手になる可能性が高いですし、

20年続く企業が0.3%という絶望的な数字を見れば、申し訳ないですが、

あなたが会社を永続的に続けていくことは不可能に近いと言えます。

 

独立・起業をするなとは言いませんし、むしろするべきだと僕は考えています。

しかし、考える矛先を変える必要があります。向き合うべき目標は小資本で始めることができ、

そして継続的に続けることができるもの。

 

決して大企業にする必要はなく、いつでもやめてしまっても良いもの。

 

あなたにはその答えが見つかりましたか?

 

 

僕はその答えを見つけました。

僕らが本当の自由を得るために持たなければならないもの、

それはスモールビジネスでした。

 

正しいスモールビジネスの構築の仕方や最新のビジネスの知識については、

僕のメルマガでもお伝えしていますので、

ご興味のある方はご覧ください。

 

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