統合型リゾート(IR)について、政府が21日にカジノ運営でのジャンケット(仲介業)を排除する方向で決定しました。これにはジャンケットを狙っていた人からすると、かなり落胆したのではないでしょうか?
理由としては暴力団などの反社会勢力によるマネーロンダリングを防ぐためとのこと。「う~ん、本当かなぁ?」と思えるのですが、理由がどうであれ排除の方向だそうです。
ジャンケットというビジネス自体、かなりおいしいビジネスなのですが、そもそも「ジャンケットって何??」と思われている方もいらっしゃるかもなので、ちょっと軽く説明をしていきます
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カジノのジャンケット(仲介業者)ってなんだ?
このジャンケットという仕組みなのですが、カジノの一部をVIPルームとして借り上げ、資金力のある顧客にカジノサービスとして提供したり、カジノ側への資金借りサポートなどをするものです。
つまりは仲介・紹介業です。VIPルームなどを借り上げなくても、コネクションのあるカジノに顧客を紹介することで、紹介料をもらうこともできます。
カジノを運営している周りの飲食店とかからでも、顧客を紹介することができたりするので、店舗を持っている人は、本業以外からも収入を得ることができるわけです。そのため、カジノを中心に街が盛り上がるわけです。
ジャンケットで大金を稼ぐ人もいる
「ジャンケット(仲介業)でそんなに儲かるの?」と思う方もいるかと思いますが、一度、顧客を紹介すれば、その顧客が紹介されたカジノで利用した金額の何%かを一生涯得続けることができるわけです。
もちろん、取り決めにもよりますが、顧客が利用する限り、一生涯入り続ける収入…これって、ちょっと魅力的ですよね。
例えば、もし、あなたが大王製紙の元会長をカジノに紹介していたら…元会長の井川意高さんはカジノのために100億以上を借り入れをしたことで有名ですよね?
つまり、その内の数%がジャンケットの手元に入っているわけです。
仲介業が一番儲かりやすい
結局、在庫を持たない仲介業が一番稼ぎやすかったりします。利用者が100億使っても、勝手に数億が紹介しただけで入ってくるわけですから。
不動産業とかもそうですよね?例えば人気の恵比寿とかの不動産関係はテナントに貸しても、平均8カ月で撤退するそうです。それでもドンドン、テナントは入居してくるので、全く問題ないそうです。
やはり、安定的に経営をするのであれば、不動産業のようなビジネスモデルに参入をすることが重要だったりしますが、なかなか難しいですよね。
しかし、WEBを使った仲介業とかであれば、はっきり言ってノートパソコン1つあれば十分できます。その辺の仕組みに関しては、無料プレゼントをしている『スモールビジネス大百科』にのせているので、実践してもらえればと思います。
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