12月16日、池上彰緊急スペシャルなぜ世界から格差はなくならないのか?の特集をしていました。
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世界の大富豪62人が世界の富の半分を持つ
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国際貧困支援NGO「オックスファム」の報告によると、大富豪62人の資産とその他世界36億人の資産が同じとされています。かつては総平均とされていた日本ですが、すでに格差社会というものは差し迫っています。いやすでに格差社会ですよね?
世界の総資産ランキングのトップはマクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で9兆1000億円、続いてメキシコの通信王のカルロス・スリム氏8兆9000億円、ロング投資家のウォーレン・バフェット氏の8兆3000億円、ユニクロの柳井正氏も2兆3000億円となっており、41位で上記の大富豪の62人の1人としています。
先日のトランプ氏との会談でソフトバンクの孫正義氏もランキングに入ったはずです。
富裕層の市がアメリカで増えている
20年前にオリンピックをしたジョージア州アトランタ市では、元々、富裕層の住んでいる地域と、貧困層が住んでいる地域とでわかれており、そのため、貧困層の犯罪が多く、警察官が富裕層の地域に来ることが少なかったそうです。そのため、税金を多く支払っている富裕層にもかかわらず、満足のいく行政からのサービスを受け取れないと不満が爆発し、サンディ・スプリングス市として富裕層の市が独立しました。
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確かに、せっかく税金を多く納めているにもかかあらず、満足のいくサービスが受けれなければ、全く税金を払う意味がないですよね?特にアメリカの場合は犯罪が多く、今でも識字率は高くありません。まぁ、税金がうまく回ることに越したことはないですよね。
充実する富裕層の市に対して貧困街はますます貧困に
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しかし、一方で貧困層の税収は悪化し、街の設備はますます酷くなり、格差社会が増長されています。貧困層で生活保護を受けている方のインタビューがあり、話していた言葉です。
「富裕層の人はずるい、もっと貧困層に手を差し伸べるべき。」
確かに、そのように思えることももっともですが、僕はやはり貧困層の人は貧困に成るべくしてなってしまっている思考なのではと思えて仕方がありません。
そして、ジョージア州だけではなく、カリフォルニア州でも富裕層の市は独立をし始めています。これから、アメリカ内での格差社会は益々増えていくことが予想できます。そして、この流れは世界中で始まります。もちろん、日本もその流れに乗っていますよね。
トマ・ピケティの21世紀の資本では改善されない
トマ・ピケティの21世紀の資本は読まれましたか?
トマ・ピケティの本では残念ながら、格差社会は埋まらないです。ずいぶん太い本なので、まともには読めないですが、何が書いてあるかというと、投資家にならないと貧困になるよというものです。ちょっと乱暴ですが、そういうことなんですよね。
ジョージア州の貧困層の方が、富裕層の人が手を差し伸べてくれないという言い分もわからなくはないですが、やはり、一番重要なことは投資をするということです。投資家思考にならなければ、貧困層から抜け出すことはできません。
誰かの下で働き続けるという、守られた思考で生きているうちは、なかなか富裕層になることは難しいと言えます。
大富豪に共通する考え方とは?
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世界の大富豪を調査しているブルームバーグですが、番組内で取材をしていました。その時に担当者の方が話していたのが、世界の大富豪の人たちは昼まで寝ている人はいないとのことです。それこそ四六時中働きまわっているとのことです。おそらく、サラリーマンとは異なる大富豪の彼らの思考は、働いているという感覚ではないですよね。いわばマネーゲームをしている感覚に近いかと思います。
そして、自ら資産を築いた人に共通している思考は次の3つです。
努力・情熱・責任感
あなたは自分のビジネスに努力・情熱・責任感を持つことができますか?
この思考を持つことが、大富豪になるコツだと言えます。逆に言えばこれらの思考がなければ、富裕層の仲間入りすることは難しいと言えます。
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